2006年とは、イスラエル政界とパレスチナ自治政府の内部において大きな変化があったとともに、両国関係も再び緊張した年でもありました。何故ならば、イスラエルが、再び、ガザ地区を軍事占領したからです。
同年6月10日、イスラエル軍発射のミサイルがガザに着弾し、死傷者を出すという事件が発生しました。これまで、婚約解消計画の実施に際して、両者は、停戦協定を結んでいましたので、ハマス側は、この攻撃を、停戦の破棄ととえることになります。この結果、ハマスは、小型ロケット砲でのイスラエルの住宅地への砲撃を開始するのです。
とうとう、再び戦火を交えることになってしまったのね、とまあちゃまは、ガザ地区における事態の激化を心配するのでした。