2004年は、パレスチナでヤシン師暗殺事件が起きたことに加えて、もうひとつ、重大な変化がありました。
それは、これまでPLOを率いてきたアラファト議長が死去したことです。同年11月11日に、アラファト議長は病いのため亡くなり、かわって、2005年1月9日の自治政府議長選挙で当選したマフート・アッバース氏が同月15日に議長に就任することになりました。イスラエルは、長らくハマスのテロを抑止できなかったアラファト議長に不信感を抱いていましたので、アッバース氏の手腕に期待が集まったのでした。
パレスチナにとって、重大な転機になるのかもしれないわね、とまあちゃまは、アッバース政権のその後に関心を寄せるのでした。
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