もし、イスラエルが、嘆きの壁のある東イエルサレムの領有をどうしても望むならば、パレスチナ側に対して、アメリカがロシアからアラスカを購入したように、領土の買取を申し出るという方法もあります。
買取に際しての金額は、両者の交渉によって決定されることになります。もし、イスラエルが、支払われた資金の使途に、テロの活動資金への転用などの疑念を持つならば、基金を設けて、インフラ整備などに限定するといった方法もあります。現在、イスラエルは、国家予算の多くを軍事費に割いていますが、交渉の成立によって両者間の軍事的な緊張が弱まれば、この予算を買取資金に充てることができるようになります。
この案には、パレスチナ側の強硬派が反対しそうね、とまあちゃまは、少しばかり不安です。