人間とは、さまざまな経験から学んでゆくものです。自分自身が経験してみなけらば分からなかったり、身につかなかったりすることは、たくさんあるのです。
人間関係の築き方も、そのひとつです。学校では、よく”いじめ”事件が発生します。子供時代にいじめ事件が頻発するのは、子供ですと、まだ自分と相手との間の境が曖昧であるからです。このため、子供は、よく良く分からずに、相手の領域を侵犯してしまうのです。
自分と相手との間には、相互に守るべき境界線があることを知ることによって、人は、子供から大人へと成長してゆきます。ですから、多くの人々と接して、自分自身と他者との境界を身をもって知ることは、子供にとって大人となるための重要な通過儀礼なのです。
人みしりがひどくて、引っ込み思案のまあちゃまは、またまた心配になってきました。