古いものと新しいもの、本当は、どちらも大切なのかもしれません。全部が古くても、全部が新しくても、人類の状況をより良くすることはできないかもしれないのです。
そこで、古いものと新しいものとの間で、賢く取捨選択をする必要が生じてきます。科学技術と言った基準のはっきりしている分野では、新しいものの方が優れていることの方が多いようです。一方、人間の心が関わる人文科学や社会科学の分野では、そうとばかりは言えないようなのです。
取捨選択を間違えると、新しくしなければならないところに古いものが残って、古いままでよいところに新しいものが入ってしまって、全てが混乱してしまいます。この選択こそが、人間の知性の見せ所なのかもしれません。
ちゃんと取捨選択しているかしら、とまあちゃまは、またまた心配になるのでした。
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