子供たちは、経験からたくさんのことを学びますが、学ぶ方法は、自分自身で経験することのみではありません。
時間や空間には限界がありますので、どんなにたくさんの経験をしたくても、一人の人間では、やはり限界があります。この限界を乗り越えさせてくれるもの、それこそが、本なのです。本を読みますと、違った時代の、違った人々の、違った経験や知識を知ることができます。時には、反面教師の役割を果たすことさえあります。自分では経験できないことは、本を通して得ることができるのです。もちろん、こうした経験、知識、情報を手にする方法には、テレビやラジオ、さらにはインターネットなども加えることができましょう。これらを上手に利用すれば、人々は、判断力に磨きをかけ、自分の人生をより良く生きることができるかもしれないのです。
こうして、本の大好きなまあちゃまは、毎日、楽しく本を読むのでした。