それでは、ソヴィエト・ロシアは、どのようにして自らの覇権を拡大させようとしたのでしょうか。
当時、ロシアの共産主義者達は、ロシア革命は世界革命の一環と考えていました。つまり、共産革命は、全世界で起こるべきもの、否、起こすべきものと見なしていたのです。そこで、この目的のために、1919年3月には、コミンテルン(第3インターナショナル)という組織を結成しました。このコミンテルンこそ、世界各国の共産党や共産主義運動を支援し、やがて、相手国内部においてソヴィエトの利益のための工作活動を担うことになるのです。
ソヴィエトは、共産革命を起こすために国際組織を結成したのね、とまあちゃまは、恐ろしいお話と思うのです。
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