カルト教団の魔の手は、とどまることを知りません。財力を手に入れた教団は、とうとう言論やマスメディアの世界にまで進出してゆきます。お金をばらまけば、新聞の論調を左右したり、宣伝塔となるタレント信者をテレビのブラウン管に登場させることは、いとも簡単なことなのです。
こうして、カルト教団は、マスメディアの世界を自分達の色で染めようとします。教団から新聞社に支払われる広告料は、莫大であると言われています。また、テレビの出演者を決定する権限を握ってしまえば、教団に加入したがるタレントやコメンテーターは増えますし、宣伝効果も期待できます。こうして、マスメディアの世界には、カルト教団のクモの巣で覆われてしまうのです。
それでは、言論やテレビの世界がカルトのクモの巣にからめとられえてしまいますと、国民は、どのような不利益を被るのでしょうか?国民は、新聞やテレビなどでは、教団の息のかかった論調の文章しか読んだり、見たりすることしかできなくなります。この恐ろしく貪欲なカルト集団を批判する記事など、めったにはお目にかかることができなくなるのです。これでは、言論の多様性は失われてしまいますし、何よりも憲法で保障された言論の自由が損なわれることになります。また、ブラウン管を通して、毎日毎日、教団のコネで出演している芸能人を見させらることになります。本当に才能のある人は、信者ではないために遠ざけられ、コネ採用の信者たちの演技に辟易させられるのです。カルトに魂を売った人たちの演技など、見ていて気持ちが良いはずがありません。これでは、人材が育ちませんし、番組の質もどんどん低下してゆくのです。
テレビが恐ろしくつまらないのは、もしかしたら、カルト教団のせい?とまあちゃまは、疑ってみるのでした。
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