日本書紀と古事記は、「記紀」とも称されているように、分量(古事記3巻・日本書紀30巻)、成立年代(古事記712年・日本書紀720年)、正史か否か(日本書紀は正史)、などといった違いはありますが、同じような史書と考えられる傾向にあります。
しかしながら、日本書紀と古事記との間には、実はずいぶんと違いがあるのです。
例えば、綏靖天皇の宝算(享年)は、日本書紀では84歳ですが、古事記は45歳です。崇神天皇の宝算は、日本書紀は120歳ですが、古事記では168歳です。
このように、数字が異なっている場合が多いのです。
さらに、日本書紀紀年法との関連において、注目すべき相違が、日本書紀と古事記の間にはあります。
続きは明日ね♡
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