イスラエルとパレスチナの間には、和平を妨げる様々な懸案が横たわっています。
1.国境線問題。これは、双方の原理主義者による全域領有の主張のみならず、二国併存派の間でも解決が困難です。何故ならば、パレスチナ側には、イスラエルによる占領地と入植地があるからです。
2.パレスチナ人の帰還権問題。これは、相次ぐ中東戦争によって、パレスチナの地を追われた人々が、イスラエルへ帰還する権利のことを意味しています。しかしながら、イスラエルが、これを認めるとしますと、早晩、イスラエルは、パレスチナ人国家となってしまいます。
3.聖地イエルサレムの帰属問題。この問題も、東イエルサレムをイスラエルが占領し、首都と宣言していますので、なかなか解決が難しそうです。
これらの懸案は、どのように解決したらよいのかしら、とまあちゃまは、首をかしげるのでした。
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