国家間の合意と言うものは、なかなか難しいものです。勝ち負けは戦争のみならず、外交にもあるからです。片方だけに有利な合意内容となりますと、結局は、不利な条件を飲まされた側の合意に対する不満が爆発して、すぐに反故にされてしまいます。双方が満足する合意でなければ、一時の休戦状態しか意味しないのです。
半世紀以上にわたって、イスラエルとパレスチナ間で戦いと反目が続いたことを考えますと、中東和平は、決して平坦な道ではありません。そこで、やはり、重要になる点は、両者の公平性の確保ではないか、と思うのです。双方の権利と根拠を精査して、落とし所を探らなくてはなりません。おそらく、双方に痛みを伴うものとなりましょうが、痛み分けは、合意につきものなのです。
それでは、実際に、どのような案が考えられるのかしら、とまあちゃまは、考えてみることにしました。
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