和平交渉に際しては、当然に、双方ともに譲れない点があるものです。そうしてまた、国際社会にも、全人類の将来のために、譲れない点があるのです。
人類が譲れない一点とは、少なくとも第二次世界大戦後においては、武力占領による他国の領土の領有は認めないという原則です。第二次世界大戦では、枢軸国側の”侵略行為”が咎められ、国際軍事裁判にかけられました。ここに、”侵略はだめ!”の原則が国際社会において確立するのです。ですから、この原則が無視されますと、当然に、人類は無法状態に戻ってしまうのです。
当事国や関係国のみならず、人類にも、譲れない一点はあるのね、とまあちゃまは思うのでした。
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