ネタニヤフ首相は、テロとの戦いを最優先に掲げたために、中東和平の方は、どうやら疎かにされそうな気配がします。果たして、ネタニヤフ政権にあって、中東和平は進展したのでしょうか。
リクードのネタニヤフ政権にあっても、表面的には、中東和平の基本方針は継承されました。実際に、1997年7月1日には、ヘブロンが自治区として追加されています。しかしながら、この自治区への移管に際しては、パレスチナ系住民が大半を占める地区では完全自治となりましたが、パレスチナ系とユダヤ系の住民が混住する地区では、部分的な自治に留まることになったのです。この措置は、ネタニヤフ政権の分離政策の現われであるとも指摘されています。
やっぱり、中東和平は、停滞しそうなのかしら、とまあちゃまは心配です。
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