イスラエルとPLOは、それぞれ困った事情を抱える一方で、アメリカもまた、共和党父ブッシュ政権にあって、従来の対イスラエル政策の方向を転換しつつありました。こうして、中東和平への機がようやく熟してきたのです。
折しも、1991年9月に、チュニジアの首都チェニスで開かれたPNC(パレスチナ国民議会)では、中東和平国際会議におけるアラファトへの全権委任が決議され、PLOは、和平交渉へともう一歩踏み出します。ようやく、当事者の双方が、歩み寄りを始めるのです。
これから、どうなるのかしら、とまあちゃまの関心は高まります。
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