第二次世界大戦が終結し、いよいよ戦後を迎えることになりますが、パレスチナ問題は、既にイギリス一国の手には負えなくなっていました。
何故ならば、イギリスは、アラブ人組織の抵抗に加えて、ユダヤ人の組織からも攻撃を受けるようになっていたからです。早期の国家建設を望むユダヤ人は、武装部隊を組織し、実力でイギリスを追い出そうとしたのです。この結果、パレスチナは混迷を深め、終に、イギリスは、委任統治の断念を決意し、解決を連合国の後身とも言える国連に委ねることになりました。
戦後、パレスチナ問題は、国連に舞台を移すことになるけれども、何か大変なことになりそうね、とまあちゃまは、心配です。
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