法というものは、難しいものです。国際社会にあっては、国際法は、既存の国境線を法的に保護すると同時に、民族の独立権をも認めています。
当然に、この両者が両立しない場合が、数多く存在します。各地の民族独立紛争や領有権問題の中には、このケースに当てはまるものが多くあります。ですから、どのような場合に、どちらを優先するのか、スースごとに歴史や現状を分析して、判断してゆかなくてはならないのです。
パレスチナ紛争も、コソボ独立問題も、そうして、先住民の権利問題も、それぞれ慎重に考えなければならないのね、とまあちゃまは、思うのでした。
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