第一次中東戦争において、最もかわいそうな立場となったのは、パレスチナのアラブ系の人々であったようです。
イスラエルは、軍事的な勝利の結果、国連分割案の線引きを越えて占領地を拡大し、パレスチナのアラブ側の領地を削ってしまいました。そうして、味方であるはずのアラブ諸国、つまり、エジプトとヨルダンもまた、パレスチナの領地を占領してしまったのです。第一次中東戦争の結果、パレスチナの人々の多くが難民になると共に、独立国家の基盤となるはずの領域をも奪われることになったのです。
第一次中東戦争は、パレスチナの人々の立場を、決定的に悪化させてしまったのね、とまあちゃまは、パレスチナが独立することが如何に大変なことであるのか、理解するのでした。
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