民族や部族とは、自然発生的なものです。それは、おそらく人間集団の分岐過程で生じたのでしょう。
それは、家族、氏族、部族というふうに、規模がだんだん大きくなることによって、形成されたのかもしれません。そうして、何よりも、こうした集団の内部では、コミュニケーションの手段として、言語を共有されていました。この言語という共通要素は重要です。言語の共有がないと、社会は成立しないのです。また、日常の生活を送るに当たっては、祖先から伝わる慣習や行動パターンを受け継いできたことでしょう。今日でも、この側面は、基本的には変わっていないのです。
民族って、人間の歴史そのものなのね、とまあちゃまは思うのでした。
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