人々の役に立つ力の使い方

　世の中で、最も悪い力は、自己の利益のために他者を犠牲にすることが平気な悪人が用いる力です。これは、暴力と呼ばれています。

　他人を一方的に自分の意思にしたがわせる方法として、暴力は、ある程度、効果があります。もちろん、暴力に屈しない立派な人もいます。しかしながら、暴力は、残念なことに、人々を屈服させる強制力を持つのです。いくら抵抗しても、自分の生命、身体、財産に危害が加えられることはあるのです。日常的に、他者からの暴力に人々がさらされている社会は、決して安心できる社会とは言えません。

　人々の役に立つ力の使い方って、こうした暴力から人々を守ることなのね、とまあちゃまは、思うのです。