なんて、人類は残酷だったのでしょう!闘いの最後には、一民族や一部族の滅亡という悲惨な結末が待っていた場合もあったのです。ローマ人は、カルタゴに塩をまきましたが、このうしたケースは、大昔のことではありません。
現代となっても、直接に両民族が戦ったわけではないのですが(第一次世界大戦の敗因をユダヤ人の裏切りと考えた・・・)、ナチス・ドイツはユダヤ人に対してホロコーストを実行しました。旧ユーゴスラヴィア紛争では、ミロシェヴィッチが民族浄化を行いました。民族感情に火が付きますと、人間は、どこまでも残酷になるのかもしれません。これは、人間の持つ敵愾心の怖い側面といえましょう。
こうした酷い結末のほかにも、戦争の終わり方があるのかしら、とまあちゃまは、別のパターンを探してみることにしました。
コメント