戦争に負けますと、民族や部族が消滅させられてしまう場合があります。これは、最も極端で、最も恐ろしいパターンです。その一方で、消滅には至らないパターンもありました。その一つは、戦争に勝った側が、相手を支配してしまうバターンです。
たとえば、古代ギリシャやローマの時代には、戦争捕虜は、奴隷となってしまいました。デロス島は、奴隷売買の市場が開かれていたことで有名です。個人的に奴隷化される他にも、民族や部族全体が、下位の階層として位置づけられる場合もあります。古代ポリスのスパルタでは、ヘロットと呼ばれた国有の奴隷階層がありましたが、これは、ドーリア人による先住民の征服によるものではないか、と推測されています。
消滅されてしまうことも酷いけれども、奴隷にさせられることも酷いことね、とまあちゃまは思うのです。
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