民族とは、ホロコーストを産んだナチスのゲルマン民族至上主義と結びつけられて、第二次世界大戦後においては、望ましくないものと見られがちでした。
しかしながら、世界中に多様な民族が存在していることは、人類の歴史に由来してますので、その存在自体を否定することはできないのです。”あるものをない”ということは、不可能なことです。あることをないことにしようとすれば、ナチスと同じように、民族性の抹殺という野蛮な行為に至るかもしれないのですから、民族というものと、どのように付き合い、どのように位置づけるのか、ということを考える方が賢明なように思うのです。
存在するものは無理に否定してはいけないのね、とまあちゃまは思うのです。
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