身勝手さは、犯罪事件を考える上でも重要なポイントとなります。数ある犯罪行為の中で、最も罪深い犯罪とは、犯人が、自分だけの勝手な理由で他者を害した場合です。
享楽殺人などはもっての外ですし、どうして、他者の苦痛を平気で見ていられるのか、不思議で仕方がありません。古来、人間とは、残酷を好むものと言われますが、知性を備えた人間は、他者の痛みを理解するようになって、はじめて人間性というものを獲得してきたのでしょう。現代という時代にあって、まだ残酷を好むとしたら、それは、野蛮というものがまだ徘徊している証拠と言えましょう。
早く、すべての人々が、野蛮状態から抜け出られたよいのに!、とまあちゃまは、野蛮の犠牲になる世界中の人々に対して心を傷めるのでした。
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