カルト教団に支配された世の中は、教祖が一生懸命に力説するような極楽や天国になるのでしょか?確かに、教祖と洗脳された信者にとりましては、この世の春かもしれません。その一方で、カルト教団の信者ではなく、健全な心を持ち続けた人々にとりましては、苦痛と悲しみに満ちたこの世の生き地獄となるのです。
カルト教団は、現代国家がようやくにして手に入れた民主主義や自由という価値を、内心、いまいましく思っています。カルト教団にかかりますと、平等という価値さえもむなしく響きます。あらゆるネットワークを駆使した信者優遇策こそが、教団を肥大化させた原動力なのですから!こうして、カルト信者たちが、”平家にあらざれば人にあらず”と奢る傍らで、平等や公平からはじき出された多数の人々が、路頭に迷うがごとくに生きることになるのです。もしも、現代におきまして、このようなことが現実となったならば、それは、不合理と不公平が支配した前近代への逆戻りとなりましょう。民主主義も、自由も、法の前の平等も、なにもないのですから・・・。こうして、極楽や天国は地獄と化し、教祖のみが高笑いをすることになるのです。
こんな地獄なんて、まっぴらだわ!とまあちゃまは、またもやぷんぷんに怒るのでした。
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