カルト教団が支配権を握る国の国民は、とっても不幸です。極楽気分でいられるのは、教祖とほんの一握りの信者にすぎません。それでは、どのようしたら、このカルト・ネットワークをほころばせ、崩壊へと導くことができるのでしょうか?
まずは、カルトに魂を売らないように、国民ひとりひとりが、しっかりとした心構えを持たなくてはなりません。くれぐれも、カルト教団が魂の代償に与えようとする金銀財宝や利権に目がくらんではいけないのです。心の弱さは、その人個人にとっても、国家や社会にとっても命取りです。
そうして、正攻法としては、宗派政党に対しては、やはり、憲法問題として、その存在の合法性を問うべきでありましょう。裁判所が違憲判決を行うならば、宗派政党は、即時に解散しなくてはなりません。憲法は政教分離を定めていますので、違憲判決が下される可能性の方が高いものと予測されます。もっとも、仮に、裁判所が、特定の宗教団体を支持母体として政党の存在を合憲といたしましても、今度は、既成宗派政党のみならず、すべての宗教の宗派に政党の結成を許さねばならなくなります。現在のところ、他の宗派が政教分離の原則を守って政治との間に距離を置いているところを、この原則を無視したカルト教団だけが、既成事実化して政界に居座るという、おずるをしているのです。事なかれ主義や融和政策は、さらにカルトのネットワークを広げるだけとなります。
カルト教団と戦う勇気を持たなくては!と、まあちゃまは決意するのでした。
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