宗教を持つ人も持たない人も、そうして、宗教や宗派が違っていても、お互いがお互いを傷つけないような欲のルールはあるのでしょうか?
ところで、悪とは、自己の欲のみを追及することによって、他者を犠牲にすること、と定義しました。世俗の法は、およそ、この”他者を犠牲とする行為”について定めています。殺傷や窃盗などなどです。これらの行為は、”法の前の平等”の原則が確立するにつれ、同じ罪であれば、その人の地位や財産にかかわらず、同じ罰が与えられるようになったのです。つまり、世俗の法律とは、少なくともその効力が及ぶ範囲において、宗教や信条が違っていても、相互的な共通ルールとなるのです。最低限の欲のルールとは、法律によって定められているようです。
これって、ちょっと当たり前みたい、でも、このことは、忘れられているみたい!とまあちゃまは、思いました。
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