そこで、まあちゃまは、いろいろと考えてみました。まず、対策を示す時には、もしかしますと植物が吸収してくれているかもしれませんので、少なくとも、二酸化炭素の排出量よりも、空気中の二酸化炭素濃度の変化を根拠とする方が、説得力がありそうです。もちろん、温暖化と太陽の活動との関連についても、十分に議論しておかなくてはならないでしょう。
また、対策を実際に実施するには、他のことがらへの影響も考慮しなくてはなりません。排出量を削減するために、人間の活動に大幅に制限を設けてしまいますと、産業が衰退して、失業者が増大してしまうかもしれないからです。二酸化炭素の排出量を削減できても、多くの人々のお仕事がなくなってしまっては、困ったことになります。ですから、対策を立てるには、最も経済活動に負担とならないような方法を見つけ出さなくてはなりません。しかも、しっかりと地球を保全できるような方法でなくてはならないのです。
むつかしそうだなあ、とまあちゃまは、はてさてと頭をひねります。
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