宗教とは、人々の欲望を抑え、神様や仏様を前にした、慎ましやかな心を育てるものです。しかしながら、カルト教団の教祖の欲望は、人並み外れています。これまで、”こんなことをするような日本人なんて、絶対にいるわけがない!”と思われてきたようなことでも、平気でしてしまうのです。
もしも、日本国の歴史と伝統祭祀を継承している皇室が、カルト教団の魔の手におちてしまったら?この想定ほど恐ろしいものはありません。教団は、カルト信者を宮内庁職員として潜入させ、次には、教団の息のかかった人物を皇室のメンバーとして送り込むかもしれないのです。
皇室もまた、個人の所有物ではなく、先祖代々の日本国民からの預かりものです。祭祀とは、国家と国民の安寧を心をこめて神様に祈ることですので、それ自体が、国民の信仰の自由を損なうものでもありません。しかしながら、いったん、カルトの教義が入り込んでしまいますと、皇位の継承は世襲制ですので、これを元の状態に戻すことは大変難しくなるのです。人口のほんの数%の信者によって、長きにわたる日本国の伝統祭祀が、勝手に破壊されていまうのです。ほとんどの国民にとりましては、カルト教団は、まったく無関係な存在であり、教団を率いる教祖に従う義務などこれっぽちもないにもかかわらず・・・。特定のカルト教義が、伝統祭祀より優先されるということになりますと、これは、国民に対する背信行為となってしまいましょう。
こんなことが、絶対に起こりませんように!と、まあちゃまは心配するのでした。