リクード政権が推進した占領地入植政策は、あとあと問題を残すことになったのですが、和平進展のさらなる障害となったのは、イスラエルによる分離壁の建設でした。
インティファーダ以来、パレスチナ側からのテロ攻撃に対して、イスラエルは、有効な政策をとれないでいました。そうして、このテロ対策を名目として進められたのが、占領地入植地を高い防御壁で囲むという政策でした。つまり、パレスチナ側との間に分離壁を築くことによって、イスラエルは、自爆テロといった無差別攻撃から自らを守ろうとしたのです。
占領地では、どんどん既成事実化が進行していったのね、とまあちゃまは、驚くのでした。
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