公人と私人とは、どこが違うのでしょうか?近頃、”おおやけ”も”わたくし”も区別しないことが多くなっています。でも、この二つをちゃんと分けないと、もしかしたら、とんでもないことになってしまう、とまあちゃまは思うのです。
例えば、おおやけの立場にある人が、自分は、私人と同じような自由がある!と主張したとします。その昔、民主主義という価値がなかった時代であるならば、嫌われ者になったとしても、それは、ある程度は許されたことかもしれません。でも、民主主義と法の支配が原則となった今日では、公人の役割や権限は、きちんと法で定められていますので、おおやけの人が気まま勝手をしますと、権力の濫用や越権行為、あるいは違法行為として咎められてしまいまうのです。つまり、現代という時代は、昔とは正反対に、私人の自由は広く保障されている一方で、公人の自由は厳しく制約を受けることになるのです(これが反対であると独裁国家!)。
自分の自由ばかりを追い求める独裁者は、国民の自由を奪っていることになるのね!とまあちゃまはぷんぷんです。
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