今日は、8月15日、終戦記念日です。
『日本書紀』にも、戦争についての記述は、多々みられますが、その悲惨さは、総力戦となった第二次世界大戦に及ぶものではありません。
第二次世界大戦のすべての犠牲者に対しまして、こころから、ご冥福を祈りたいと思います。
日本書紀に見える非現実的数字は、春秋二倍暦でも、春秋二倍紀年法によっても説明できないことがわかりました。
日本書紀とは、本当に不思議な史書です。
そこで、日本書紀の非現実的数字を説明するための法則、すなわち、日本書紀紀年法はどのような構造になっているのか、についてお話ししなければならないことになるのですが、その前に、もう一つ、研究史上、多くの研究者たちをたいへん悩ませてきました、日本書紀と古事記の矛盾の問題について、お話してまいりたいと思います。
日本書紀には、まだまだ、不可解な問題があるのでした。