« 2007年8 月 | メイン | 2007年10 月 »
ちゃぽちゃんは、41+2+87+6=130であることを、ちゃんと計算できました。
「ちゃぽちゃん。よくできました。」
ちゃぽちゃんは、ゆうちゃまからほめられてしまってお得意です。
「ちゃぽちゃん。えっへん。」
「でもね。ちゃぽちゃん。まだまだ、続きがあるのよ。履中紀の6年の次は、反正紀の5年があるの。ちゃぽちゃんは、136年に5年を足さなくてはいけないのよ。」
「ほんと?ゆうちゃま。136に5をたさなくちゃいけないの。ちゃぽ、たいへんたいへん。」
ちゃぽちゃんは、ゆうちゃまから、136年に5年を足すようにと、いわれてしまいました。
「ちゃぽちゃん。130年に履中紀の6年を足すと何年になるかしら。」
さあ、たいへん。またまた、ゆうちゃまからの質問です。
「ちゃぽー!たいへんたいへん。でも、ちゃぽできるもん。答えは136年でしょ。」
「そうよ。ちゃぽちゃん。ようできました。」
ちゃぽちゃんからの一言。
「えっへん。」
ちゃぽちゃんは、応神紀の41年と空位年の2年と仁徳紀の87年を足すと130年となることがわかりました。
「よくできました。ちゃぽちゃん!」
ちゃぽちゃんは、ちゃんと130年と計算できて大得意です。
「でもね。ちゃぽちゃん。まだ足さなくてはいけない数字があるのよ。」
「えっ。まだあるの。」
「ちゃぽちゃん。仁徳紀の次に履中紀の6年があるのよ。ちゃぽちゃん。130年に6年を足すといくつになるかしら。」
仁徳紀が87年であることを教えてもらったちゃぽちゃんに、ゆうちゃまから、宿題がでてしまいました。
”ちゃぽちゃん、それでは、応神紀の41年と空位の2年と仁徳紀の87年を足すと、いくつになるの?”
さあ、ちゃぽちゃんは、たーいへんです!
”えーと、えーと、えーと”と、ちゃぽちゃんは、一生懸命に計算を始めました。小さなちゃぽちゃんには、とってもおむずみたいです。
やっと、答えを見つけたちゃぽちゃんから一言!
”ゆうちゃま、ゆうちゃま、もしかしたら、130じゃなーい?”
ちゃぽちゃんは、応神紀の41年と空位年の2年を足すと43年になることがわかりました。
「ちゃぽちゃん。空位年の次には、仁徳紀の87年があるのよ。」
ゆうちゃまは、ちゃぽちゃんに空位年の次に仁徳紀の87年があることを教えました。
「えっ。にんとくきって、87年もあるの?」
「そうよ。ちゃぽちゃん。」
「じゃあ、ちゃぽちゃんの持っているこの大きな積木。仁徳紀にしてもいいよね。」
ちゃぽちゃんは、応神紀の41年のあとに、2年間の空位年があることがわかりました。
「ちゃぽちゃん。では、41と2を足すと、いくつになるかしら。」
ゆうちゃまからの質問です。ちゃぽちゃんは、とうとう算数のお勉強もすることになりました。
「ちゃぽ。ええと。ええと。よんじゅういちと、にをたすと・・・。ええと。よんじゅうさん。」
「よくできました!ちゃぽちゃん。」
ちゃぽちゃんの一言。
「えっへん」。
ちゃぽちゃんから「くういってなあに」と質問されてしまったゆうちゃま。さっそく、ちゃぽちゃんに空位年の説明です。
「空位ってね。ちゃぽちゃん。前の天皇が亡くなられても、次の天皇が決まらなくて、天皇がいないことを言うのよ。応神天皇が亡くなられたあと、大ささぎ皇子と菟遅稚郎子皇子のふたりの皇子が、皇位を譲り合って、二年間も天皇が決まらなかったの。」
「ちゃぽー。わかった。ちゃぽんちゃんこの積木、応神天皇の積木のうえに乗せてもいいでしょ。」
さてさて、今日もちゃぽちゃんは、紀年法のお勉強です。ゆうちゃまから、今日は、何をならうのかな?
「ちゃぽちゃん、応神紀の41年の次は、空位の2年があるのよ」と、ゆうちゃまが言いました。
ここで、ちゃぽちゃんから一言。
「うん、ちゃぽちゃんわかった。ちゃぽちゃんが持っているこの積み木って、空位の2年でしょ。でも、ゆうちゃま、空位てなーに?」
ゆうちゃまに、”ちゃぽちゃんのお説は違うでしょ!”と言われてしまったちゃぽちゃん。それでもめげずに、今日から、ゆうちゃまに、紀年法を基礎から教えてもらうことにしました。
「ちゃぽちゃん、まず、応神紀の紀年の数は、全部で41年なのよ。」とゆうちゃまが、ちゃぽちゃんに言いました。ちゃぽちゃんは、積み木をひとつ持ってきて、それを、応神紀にしてしまいました。
そこで、ちゃぽちゃんから一言。
「ちゃぽー!この積み木、ちゃぽちゃんのお勉強用の応神紀でいいでしょ?」
どうやら、ちゃぽちゃんの説は、お☓だったようです。ちゃぽちゃんは、ゆうちゃまに、”ちゃぽちゃん、積み木をまっすぐに積みあげると、120年分多くなっちゃうでしょ!”と言われてしまいました。
ここで、ちゃぽちゃんからの一言!
「ちゃぽー!ちゃぽちゃんのお説、お☓だったみたい。えーん!」