今日も仁徳列のまとめです。
仁徳列上に紀年を求めることができる3つの天皇紀(仁徳紀・履中紀・反正紀)のうち、仁徳紀のみに、確定紀年と延長紀年の区別があります。
仁徳紀は、西暦397(仁徳元)年から西暦483(仁徳87)年までを扱っていますが、イラストで、黄色で表現した期間(西暦427~483年)が延長紀年となっています(水色の期間は確定紀年です)。
延長紀年が設定されていることから、仁徳天皇の古事記崩年干支の427年は、崩御ではなく譲位であると考えられます。
古事記崩年干支の本当の役割は、多列・並列構造を再現させることにあるようです。
続きは明日ね♡
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