『日本書紀』は元正天皇の養老四年の720年に成立しました。神代から持統天皇の十一年の697年までを扱い、紀三十巻・系図一巻に及ぶ立派な歴史書です。『日本書紀』は、日本古代史の宝庫と言えるでしょう。
ところが、江戸時代の初めころから、国学者や儒者の間から、「『日本書紀』は信じられるものか!」という声が聞かれるようになってまいりました。そして、多くの人々も、「うん。そうだ。そうだ。」と言い出しました。
どうして、みなさん『日本書紀』を信じないようになってしまったのでしょうか。それには、れっきとした理由があったのです。
続きは明日ね♡
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