日独交流150年ということで、記念の国会決議などをしているが、日独関係には微妙なものがある。皇帝ウィルヘルム二世から力の外交を教えられたが、その後第一次大戦では敵国として戦うことになる。支那事変では、ヒトラーは蒋介石のために軍事顧問団を派遣し、最新兵器の売却を行って利益を得ている。このため我軍は多くの犠牲者を出している。防共協定を結んだが、ドイツはポーランドでソ連と手を組んでいる。ヒトラーはヨーロッパで侵略戦争を始めたが、わが国は侵略戦争を行っていない。満洲国は自国民の皇帝を持つ独立国である。かの地は支那固有の領土ではない。ともに侵略戦争などをしたと云うのは大変な間違いである。ドイツと同罪にされてはたまらない。
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