さて、年金の処理の杜撰さが指摘され、民主党は今回の選挙の焦点とばかり騒ぎ立てているようじゃが、これは誠に妙な話だ。まず、どの政党が政権を取っても、昔を今にすることは出来ないのだから、この問題は解決できない。それでも、この問題の責任は先ず第一に、当然歴代長官にあることになる。それでは、どのような責任かと考えるに、現場担当者の部下監督が行わなかったところにある。ところが現場担当の自治労がその監督に反抗していて仕事をしなかったようじゃ。民主党の支持団体である、自治労が仕事をしなかったことに対し、監督しなかったことを攻め立てるのは、子供が勉強しないで、試験に落ち、監督しなかった親が悪いと言って、親が交代しろと言っているようなもので、責任転嫁もよいところじゃ。こんなことが選挙の焦点になるだろうか?先ずは、年金記録をどのような方法で、正常化するかが大事というものだ。