今日は、応神列の応神元年が西暦390年に相当することを、おさらいしましょう。
応神三年条に百済の阿花王の即位についての記事が見えます。これが『三国史記』において、何年のことであるのかを調べてみますと、西暦392年です。応神三年が392年ですので、応神元年は西暦390年であることになります。
応神八年条には、百済の王子の直支の来日について記されてあります。『三国史記』に実年代を求めてみますと、西暦397年となりますので、逆算して、応神元年は390年になります。
さらに、応神十六年条に阿花王の薨去について記されてありますので、この年代も、『三国史記』から、405年であり、応神元年が390年であることを示しています。
明治時代の「紀年論争」などを通して、応神元年の実年代は、西暦390年であることは、定説ともされています。
プラス領域は、390年からはじまっていますので、応神元年が390年であることは、とても、大事なことなのです。
続きは明日ね♡