ゆうちゃまの昔語り

八岐大蛇は毎年一人づつ娘を呑みこんだ

 
Chapo continued talking（ちゃぽちゃんは、お話を続けました。）:―

"...But Yamatano-oroti swallowed a daughter every year...（「ところが、八岐大蛇は、毎年、娘を一人づつ呑みこんでしまうのです。」）"

あすなづちとてなずちには８人の娘がいた

 
Chapo continued talking（ちゃぽちゃんは、お話を続けました。）:―

"...We, Ashinazuchi and Tenazuchi, had eight daughters...（「・・・われら、あしなずちとてなずちには、八人の娘がおりました。」）"

八岐大蛇がやってきた

 
Chapo continued talking（ちゃぽちゃんは、お話を続けました。）:―

"An old man, Ashinazuchi, answered as follows:―"Every year a dragon with eight heads, Yamatano-oroti comes our village..."（あすなずちというその老人は、次のように答えたんだ。「毎年、八岐大蛇という八つの頭を持つ竜が、村にやってくるのです・・・」）"

老夫妻に泣いている理由を訊ねるすさのお尊

 
Chapo continued talking（ちゃぽちゃんは、お話を続けました。）:―

"Prince Susanoo asked them the reason why they were weeping so sadly.（「すさのお尊は、その老婦人に泣いている理由を訊ねるんだ。」）"

すさの尊は嘆いている老夫妻を発見

 
Chapo continued talking（ちゃぽちゃんは、お話を続けました。）:―

"When Prince Susanoo arrived at the River Hi, he heard a crying voice that an old man and woman with a maiden in between were weeping sorrowfully.（「斐川にたどりついたすさのお尊は、老人と老女が、一人の女の子をはさんで哀しそうに泣いている声を聞くんだ。」）"

出雲に降臨したすさのお尊

 
Chapo continued talking（ちゃぽちゃんは、お話を続けました。）:―

"Prince Susanoo, who was punished and was banished from the heavenly world, descended to on Izumo district, north-west area of Japan.（「罰せられて、高天原から追放されたすさのお尊は、日本の西北部の出雲地方に降臨するんだ。」）"

すさのお尊の後日譚

 
Chapo continued talking（ちゃぽちゃんは、お話を続けました。）:―

"Here, I would like to talk about the after years of Prince Susanoo.  According to Nihonshoki and Kojiki, there is an interesting sequel about him.（「ここで、すさのお尊の後日譚について、お話しようね。『日本書紀』と『古事記』には、すさのお尊についての興味深い続きがあるんだ。」）"

すさの尊のケースは邪悪な人々の人数が善良な人々の人数よりも少ないケース

 
Chapo continued talking（ちゃぽちゃんは、お話を続けました。）:―

"The case of Prince Susanoo in Japanese mythology corresponds to the case that the number of evil people is less than that of honest people.（「すさのお尊のケースは、邪悪な人々の人数が善良な人々の人数よりも少ないケースなんだ。」）"

邪悪な人々の人数が善良な人々の人数よりも多いと世界は滅亡に直面する

 
Chapo continued talking（ちゃぽちゃんは、お話を続けました。）:―

"But in the case that the number of evil people is more than that of honest peiple, our world will face with terrible destruction.（「でも、邪悪な人々の人数が、善良な人々の人数よりも多くなると、人類は、滅亡の危機に直面することになるんだ。」）"

邪悪な人々の人数が善良な人々の人数よりも少ない場合は世界を維持・発展できる

 
Chapo continued talking（ちゃぽちゃんは、お話を続けました。）:―

"For, in the case that number of evil people is less than that of honest people, by banishing or punishing evil people we can sustain and develop our world.（「というのはね、邪悪な人々の人数が、善良な人々の人数よりも少ない場合は、邪悪な人々を罰したり、追放することによって、世界を維持・発展させることができる。」）"