ゆうちゃまの昔語り

ギリシャの人々は独裁国家となることを防ぐ方法を一生懸命考えた

Tutankhomer continued talking（ツタンカホーマーさんは、言いました。）:―

"Therefore, the Greek, especially Athenian, thought eranestly about the way to prevent their city state from being despotic state.（「それで、ギリシャ人、特にアテネの人々は、彼らの都市国家が独裁国家になることを防ぐための方法を、一生懸命に考えたのじゃ。」）"

「ギュゲスの指輪」伝説は独裁国家の恐怖を暗示している

Tutankhomer continued talking（ツタンカホーマーさんは、お話を続けました。）:―

"The Legend of the Ring of Gyges implies the horrors of the state which political power is gained by such kind of egoistic and power-oriented people.（「ギュゲスの指輪」の伝説は、政治権力をこのような自己中心的で、権力志向の人々に掌握された国家の恐怖を暗示しているのじゃ。」）"

プラトンの『国家』にでてくる「ギュゲスの指輪」伝説

Tutankhomer continued talking（ツタンカホーマーさんは、お話を続けました。）:―

"Namely, egoism and power-oriented are the part of human nature.  In Republic, Plato cites the legend of the ring of Gyges.  One day, a shepherd, Gyges, found a golden ring in a chasm cracked open by earthquake.  Anyone, who has this ring on and becomes an invisible man, violates the laws and commits one crime after another.  For nobody can see and catch him.（「すなわち、自己中心主義や権力志向は、人間の本質の一部なのじゃ。プラトンは『国家』において、ギュゲスの指輪の伝説について語っておる。ある日、羊飼いのギュゲスは、地震によって開いた地面の割れ目から金の指輪を見つけるのじゃ。この指輪をはめて、透明人間になった者は、いずれも法を犯し、悪事を重ねるのじゃ。というのは、誰も彼を見咎めて、捕えることができないのじゃからな。」）"

歴史的に自己中心主義の人間の事例は枚挙にいとまない

Tutankhomer continued talking（ツタンカホーマーさんは、言いました。）:―

"I know that such kind of egoistic people really exist.  I used to visit to the Great Library of Alexandria and to read books of all ages and countries.  The examples of such kind of people are too many to count.（「自己中心主義の人々は、ほんとうに存在しているのじゃ。わしは、アレキサンドリア大図書館にいって、よく古今東西の書物を読んだものだ。このような人々の事例は、枚挙にいとまないのじゃ。」）"

自己中心的な人間は存在する

Tutankhomer continued talking（ツタンカホーマーさんは、お話を続けました。）:―

"Then, Thrasymachus insistes strongly that there are such kind of people who consider day and night only their own advantage and how to gain it.  And he says that these people are the strong party and morality and right of state should be for them and that the nation should obey them and should make them happy.（そこで、トラシュマコスは、昼夜となく自己の利益のみしか考えないような人はいるものだ、と強く主張するのじゃ。そして、このような人々が強者であって、国家の道徳と正義は、彼らのためにあるべきであり、国民は彼らに従い、彼らを幸せにすべきであると言うのじゃ。」）"

トラシュマコスは権力は強者のためにあると主張

Tutankhomer continued talking（ツタンカホーマーさんは、お話を続けました。）:―

"Thrasymachus claimes that morality is nothing other than the advantage of the strong party.  But, almost all participants, including Socrates, do not agree with him.（トラシュマコスは、国民の道徳は、強い者の利益のためにある以外、何物でもないと主張するのじゃ。しかし、ソクラテスをはじめとして、討論に参加した者ほとんどすべてが、トラシュマコスには同意しないのじゃ。」）"

プラトンの『国家』も人間の本質について扱っている

Tutankhomer continued talking（ツタンカホーマーさんは、お話を続けました。）:―

"In Republic by Plato, we can see an egotistic, power-oriented and tough-looking character, Thrasymachus.  One day Socrates, Glaucon, Polemarchus, Lysias, Charmantides of Paeania, Cleitophon the son of Aristonymus and Thrasymachus of Chalcedon and so on hold a dialogue together about governmental form at the house of Polemarchus.（「プラトンの『国家』には、トラシュマコスという自己中心的で、権力志向、こわもての人物がでてくるのじゃ。ある日のこと、ソクラテス、グラウコン、ポレマルコス、リュシアス、パイアニアのカルマンティデス、アリストニュモスの子のクレイトポン、カルセドンのトラシュマコスなどが、ポレマルコスの家で討論をおこなうのじゃ。」）

"

古代ギリシャの政体論争で最重要な論点は人間の本質

Tutankhomer continued talking（ツタンカホーマーさんは、言いました。）:―

"The most important point in these discussions about governmental form was the problem of human nature.（「政体をめぐるこれらの議論において、最も重要な論点は、人間の本質の問題であったのじゃ。」）"

古代ギリシャではどのような政体がよいかについて議論されていた

Tutankhomer said（ツタンカホーマーさんは、言いました。）:―

"In ancient Greek argumentative people often discussed on such theme as what kind of governmental system we should form.（「古代ギリシャでは、議論好きの人々は、しばしば「どのような政体をつくるべきか」といったテーマについて議論していたのじゃ。」）"

共産主義者や社会主義者の真の目的は独裁的権力の掌握

Chapo said（ちゃぽちゃんは、言いました。）:―

"Maybe the true aim of some communists and socialists is to centralize political power to them and to rule over the people despotically.  In fact, all of communism and socialism states became autocratic nations.  Peolpe, especially the poor, was decieved by communists and socialists.（「たぶん、一部の共産主義者や社会主義者の真の目的は、政治権力を彼らに集中させ、人々を独裁的に支配することにあるんだ。事実、共産主義国や社会主義国のすべてが、独裁国家になったんだ。人々、特に貧しい人々が、共産主義者や社会主義者に騙されてしまったんだ。」）"