雄略列には、日本書紀の可視的編年と一致するという特徴があることは、昨日述べました。
そして、雄略列には、もう一つ、特徴があります。
それは、応神列との間に、実年代との対応関係において、120年ズレているということです。
雄略列の神武元年は、日本書紀の可視的編年と一致しますので、これは、西暦紀元前660年です。
それでは、応神列の神武元年は、何年になるのでしょうか。
応神元年は西暦390年ですので、その前年の神功69年は、西暦389年となります。このように、順々に紀年を遡ってゆきますと、神武元年は西暦紀元前540年となります。
雄略列の神武元年は紀元前660年で、応神列の神武元年は紀元前540年ですので、ちょうど120年ズレていることになるのです。
660-540=120
続きは明日ね♡
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