オバマ新大統領の就任にマスコミ報道によると全米が沸いているようじゃ。確かに、リンカーンによる形だけの奴隷解放より約一世紀半を経ってようやく意識的にも奴隷が解放されたということを感じる。オバマもそれを意識してか、すべてリンカーンの真似事を行っている。少し、Changeというキャッチフレーズとずれている気はするが。自由の擁護者と口では言っていたが、黒人問題を抱え、心の中で忸怩たる思いをしていたアメリカ人もこれで少しは言行一致ということで少しは威張れるようになったのは同慶の至りである。翻って、我が国も日清・日露戦争を経、第一大戦後に人種差別の撤廃を叫び、第二次大戦に結果として植民地の独立、米国の黒人の社会への進出を促したのであるから、他国の事なれど、今回のオバマ新大統領誕生を祝わなければならない。そのために尊い命を失った多くの英霊にやはり感謝すべきであり、靖国神社に行って今回のことを報告すべきであろう。明治、大正、昭和天皇にも！
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熱狂的群集というと思い出されるのが、ドイツのナチ党大会の広場を埋め尽くす群衆、天安門広場を埋め尽くす群衆、北朝鮮のマスゲームなどをつい思い出していしまう。熱狂している群衆はすでに恍惚状態になり、理性を失っているように感じる。今回の米国のオバマ新大統領就任式などもその熱狂ぶりは民主国家と思えないよう有様である。もう、米国のマスコミもオバマ大統領歓迎一色である。みんな口を封じられ、それに反対することができないような雰囲気である。融和の象徴のように言われているが、一歩誤ると、逆に社会分断へと歩みだす第一歩である危険がることに気がついているだろうか。この宴のあとに米国民が現実の世界に戻った時が恐ろしい。
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今回のUS Airways機のエンジン二基が停止し、ハドソン河に緊急不時着したのにもかかわらず、乗客全員が無事救出された報道は全世界の人に感動を与えたと思う。まず、機長がハドソン河に不時着することを選び、適切な操縦により着水させ、乗客全員の安全を確認してから機を離れたこと。第二は弱者から助けたと云う乗客の態度は称賛に値するものである。こういう事件があると、JALの御巣鷹山事故と比較せざるを得ない。まず、JAL機はなぜ海に出ようとせ山岳方面に向かったのか？乗員の安全を考えれば海に向かうべきである。しかし、もし市街地に墜落した場合の被害の大きさを考えて身や乗客の命を犠牲にして山岳方面に向かったのかどうかは機長が死んだ今はその真実を知る由もない。やはりその判断は難しい問題を抱えている。最後に蛇足ではあるが、拙者はJAL機の隔壁の破損を予見し警告していた人を知っている。
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項羽は「書は名を書けるば足ると」豪語していたが、結局知性のなさで失格する。麻生首相も書は意味が分かれば読めなくてもよいと思っていることだろう。しかし、正しく発音できないことは何らかに欠陥がると考えられる。今までも、教養を必要とする書を読んでこなかったし、 そのような議題で知識人と話をする機会を持たなかったの誤讀の原因であろう。その負い目と、この誤読と心の中の自信のなさとはどうも関係しているようにみえる。中山日教組発言や、田野神発言どでマスコミから批判されそうになるとすぐに謝り首を切り、逃げようとする姿勢はその自信のなさの表れであろう。首相になる前の失言居士のさっそうとした姿を失った首相には健全な保守層まで愛想を尽かしたと云うのが、支持率の低下の原因の一つであろう。事なかれ主義は公明党の交付金政策まで唯々諾々として従ったことでも見て取れる。諫言すればよく勉強し、多くの優れた人と議論し、自信を持ちなさいと云うことか。負けから逃げようとするとさらに負けが込むものである。
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今日は成人の日のようだが、相変わらず地方自治体がを行う成人式で野蛮に暴れる新成人が出ているようじゃ。本来成人などは各家庭で行えばよいものであって、このような醜態をさらす成人式を自治体が行う必要もないし、大体、来賓の挨拶などまともに聞いている若者は少ないと思われる。古来より、どの国や地方でも成人になるには何か極めた困難なことをやり遂げなどの通過儀礼を通ったものが成人として認めらられるのが普通である。極端な例では首狩り族は首を狩ってくるなどである。今なら兵役を終えたものでもよいだろう。我が国のように単に二十歳になったと云うだけで成人と認めるのは余りにも安易である。ここで知恵を出して何らかの通過儀礼を皆で考えたらどうだろうか。
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派遣社員の失業問題がマスコミを賑わしているようや。拙者は雇用問題がさっぱり分からないので、誰かに教えてもらいたい。まず第一に解雇になった途端に懐に数円しか残っていないと言っている人がいるがどうして少しの貯えもないのか。どのような経過で派遣社員になたのか、その経歴などを分析して教えてほしい。その分析なしには有効な対策は立てられないであろう。派遣社員は企業にとって業績の変動によって自由に人件費を操作できるので便利な制度に違いない。ただ、当然同一労働同一賃金の原則に従い正社員と同一の賃金が支払われていなければならない。正社員と違い保険料等の負担がないならば、その分派遣社員の賃金は高くなければならない。そう法律が成っていなければおかしいと言わざるを得ない。五年間派遣社員を雇ったら正社員にしろなどというのは派遣制度の価値を生かさない変な法律である。厚生労働省の大臣は製造業への派遣社員を禁止しろと言っているが、どのような理由かまた分からない。最後に、失業した派遣社員は気の毒ではあるが、派遣社員ばかりに注目して、他にも同じような気の毒な人がいるのにマスコミは報道しないのはなぜか？
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正月二日、今日見る夢が初夢らしいが、こんな夢を見たいもんじゃ。ハンメルンの笛吹き男が日本に現われて、皇太子夫妻、河野、山崎、加藤、二階堂、小沢や小沢など諸氏が笛に吹かれた行ってしまった。日教組の組員がとうとう一人になってしまった。三大新聞が破産して消えて、皆明るい顔になっている。官僚が、人事に無関心になり縄張りや予算獲得もせずに公益のために働くようになった。不要の法律が廃止され六法全書の厚さが半分になっている。民法の低俗番組を誰も見なくなった。そうして宗教関係タレントが消えた。NHKのニュースはかっての映画館のニュースのようにアナウンサーが登場せずに映像だけになった。周りの国の人たちがなんと真実を語っているではないか！拙者の方はウィンブルドンの決勝戦で負けそうで苦しんでいるではないか。現実に見る夢は良い夢より悪い夢の方が多いのは問題じゃ。
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平成二十一年を無事に迎えることができ、真に目出度い次第、同慶至極にござる。さて、我が国は生活の質を変えなければならないことは世の定めである。景気が悪いとマスコミは大喜びをしているようじゃが、失業者が多く出ることはこれまたまことに困ったことである。内需拡大などと言っているようじゃが、我が国のように資源のない国では、貿易で栄えるより生きる道はない。今年こそ、他国が喜んで買ってくれるものを作り出されることを希望してやまない。それには、すべてトップはエンジニアの頭の人間であるのがよい。もう金をいじっての金儲け屋には飽き飽きした。昨年のノーベル賞で見られるように理系の基礎学問で他国の劣ることはない。エンジニアは日の目を見ることは少ないが、彼らが国を支えているのである。今年こそエンジニアを大事にされる年にしてもらいたいもんじゃ。
政府は補正予算だの、来年度予算案など矢継ぎ早出しているが、本当に必要な政策を行うためのものかどうか疑わしい。なんとなく、総花的で、眼下の問題を十分に判断し、どこに金を出すかを考えた末とは思えない。何か景気対策に役に立ちそうだと云うだけで、ただ無暗に金を出している感を歪めない。早急な対応と拙速の対策は紙一重である。ここまで財政支出をして我が国の将来に対し責任を持てるのであろうか？金を出すなら我が国の将来の発展に役立つことを第一に考えるべきである。米百表の精神である。国民はそれが必要ということを納得するならば、現況を我慢できると信じる。官僚のしたいことにばら撒くようでは誰も付いてこない。もちろん失業対策は焦眉の課題ではあるが。
これはまた聞きではあるが、かって、求人難であった時、学生は各社から内定を取りまくり、それを勲章のように思っていたものもいたという話じゃ。企業の方も内定を出しても全員入社してくれとは限らないので水増しをして内定を出していたらしい。もし、三割水増しをしていたなら、三割内定を取り消しても不思議ではない。学生の方も三年になるかならないかで就職活動に走り、勉強などはそっち除けである．企業増しのマスコミは企業た叩きに精だしている。政府まで、内定取り消しをした会社は名前を公表するなどと、まるで、暴力団が使いそうなことを言い出している。誠に品位がないことである。名前を出せば世間はますます不況感にのめり込むことになる。これ又馬鹿な政策である。内定を取り消さなかった会社名を公表したほうがまだましである。正道に返り、学生は卒業が決定してから就職活動するのがよい。これは公正な競争に当たるので協定をしてもおかしくはない。ただ、企業も必ず協定破りをするから問題じゃ。公務員試験も卒業が決まってからするべきである。3年中退で、高級公務員になるのはもっての外じゃ。
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