映画やTVでは、悪代官などが出てきて、それが懲罰されて聴衆に受ける云う場面が多い。知らず々々の内に役人は悪人と言うことが子供の頃から頭のどこかに植え付けられているので官吏は分が悪いと言わざるを得ない。そこで、脱官僚などと云うキャッチフレーズが罷り通ることになる。役人を使うのは支持かであるから、政治指導と云っても官僚を使えないだけの話である。しかし、なぜ官僚が嫌われている理由を考えてみよう。第一に、国の予算を背景として、それを分配する権利を持ち、それが自分たちの特権と考えている節がある。一度予算を取るとそれは自分の金と錯覚している。分配権を得るとその組織は必ず腐敗する。それに、規制することが大好きである。規制をして,規制する組織に天下るからサッポートされるわけはない。しかも、官僚は権力と自分の老後しか考えていない人たちと思われている。しかし、官僚は行政の専門家である。選挙のことしか考えていない政治家より遙かに人材がいるはずである。政治家は官僚に使われるのではなく,徹底的議論の下協力して行政を行うべきであろう。
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