今日は旧制高校OBのインターハイのテニスの試合がある。旧制高校と言っても今の若い人にはなんのことか分からないと思われるが、敗戦により昭和24年に突如進駐軍の命により、それまでの学制を廃止し、その時の中学は中高に二分され米国式のいわゆる633制に変わったのである。高校は多くは新制大学の教養課程へと編入されることになった。しかし、当時の在学生は突然学校が無くなる憂き目などに合ったものじゃ。この旧制高校の3年間は人間形成に大いに役立つ期間としての価値が評価されている。さて、そのインターハイへの参加者は後期高齢者も良いところであり、一校6名の選手を揃えられないところもあるが、26校が参加する盛会さである。テニスというものは幾つになっても楽しめる素敵なスポーツといえる。
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