官僚は自分たちに与えられた、職務を果たすのとその縄張りを守るために、全力を尽くしている。官僚にとって、良い政治家や議員は自分たちのために働く人たちである。多くの人が指摘しているように、そのために、その組織は肥大化してゆき、国家の金を使いまくりたがることになる。この弊を破るには、政治家や議員は官僚と対立関係になければならない。議員と官僚の接触を禁じるなどは愚策中の愚策である。政治家と議員はそれぞれの立場で官僚と徹底的な議論を行い、政策を立案すべきであろう。これは、国民との対話や議論と同様に大切なことである。これを行うには、いつもの結論と同じになるが、政治家と議員との質の向上が大事である。官僚に議論で勝てる人たちでなければならない。てっとり早い方法は立候補議員に法律知識や、論理力を試す試験を行うことである。もう、議員がそれぞれの世界の落ちこぼれや、宗教団体のお上がりでは困る。ついでだが、日銀総裁も基本的には官僚出身者では困る。変な投資を行う人でも困る。
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