某紙のグリースパン氏の回顧録によると、わが国のデフレが不可解とのことじゃ。短期金利をゼロに、財政出資を増大させてもデフレが止まらないことを不思議がっている。経済の素人の拙者には、その原因は中国にあるとしか考えられない。いくら物価を上げように、安い中国製が入ってきて、物価は上がらない。おまけに、わが国の製造業は安い製品に押されて縮小し、失業者も増えていくのでは、物価が上がるはずもない。本来、中国でインフレが起きてもおかしくないのだが、莫大な量の安い労働力があるので、中国でもインフレが起きないとしか考えられない。これは、ケインズ主義者の誤りではないだろうか。
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