年金記録の紛失問題は、先の選挙で自民党が惨敗する原因ともなった大問題である。しかし、その原因はと云うと、もちろん社会保険庁の怠慢であったことは確かであるが、最大の遠因は、野党側が猛反対した、国民背番号制が施行できなかったことにあるのではないだろうか。国民にそれぞれ番号を付けと置けば、名前の照合なども簡単になり、年金ばかりでなく税金の事務はより簡単になったはずである。なぜ野党は自分たちが反対した制度の不成立の結果を非難するのか分からない。今からでも遅くない国民に番号を割り当てるべきである。それば、犯罪防止やテロ対策にもなる。どうして反対するのか。それは、逆に犯罪やテロがし難くなる方と疑われてもしょうがない。国民が番号を持つことがどうして人権侵害などと繋がるのか野党は説明すべきである。
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