戦前は、拙者の子供心にも、新聞記者は、社会の総会屋みたいなもので、ゆすりたかりを業とする人たち、弁護士は法の盲点を突いて汚い金もうけをする人たちと社会での地位は低いと考えていた。戦後は、米国映画での正義の新聞記者物語や、TVの弁護士ベン・ケーシなどのお蔭で、イメージ的には社会的地位は高まったようじゃ。しかし、田中角栄邸を訪れ、5万円入りの封筒とオールド・パーもらって帰る話や、記者会見での態度など、またオーム事件での弁護や法よりイデオロギーを優先するような弁護を見るとあまり変わってもいないようじゃ。法といえば、裁判官はもっとひどい。法を裁くのではなく、これまた、自分のイデオロギーを述べる場と考えているらしい。主文の判断もひどいが、付帯意見で、政治行政に介入している。これは、明らかに三権分立に反しており、職を解任されてしかるべきものじゃ。社会に正義をもたらすべき人たちがこれでは困る。しかし、今や、新聞・TVばかりでなくインターネットという一般の人たちが意見を世間に対し発する場を持ったのだから、われわれは、正しくこれを利用すべきであろう。
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