段ボール肉まんが、北京で売られていたという報道は世界中を駆け巡った。少なくとも、日本人はこの報道を皆信じ、中国は偽物作りの天才だということは頭の中に焼きついたことだろう。ところが、これはやらせで偽情であったと北京TV局が謝罪したと云う報道が発せられた。これについては二つのことが思いつく。一つは、たとえ偽情報でも、発せられると頭のどこかに染み付いてしまうということじゃ。南京事件などはこれに当たる。プロパガンダの怖いところだ。二番目は、実はこれ事実の報道であったが、当局がもみ消しを行ったという見方だ。大体、虚偽であったという理由が、北京市の露店を調べたら段ボール肉まんが見つからなかったというのが理由らしい。露店は疾うに隠して逃げてしまっているにきまっている。TV局が罰せられずに、独自に謝罪したというところがまた怪しい。当局が直接否定したら、誰も信じない。裁判にならば負ける可能性もある。もちろん、このような裁判が中国でまともに行われる保証なないが。結局、当局とTV局のなれ合いか?じゃ、やっぱり本当かな?
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