エジプト情勢はスレイマン副大統領を軸として、平静か方向に向かっているようである。あのような,激しいデモにも拘わらず、天安門事件とは異なり、多くの血も流れず、軍も国民に発砲しなかったのは尊敬に値する。さすが、七十年の歴史と五千年以上の歴史を持つ国は違う。後は、どう公平な選挙を行い、新政権を樹立させるかに掛っている。軍が中立を保っているならば、彼らが、選挙を管理するのが良い道のように思われる。他国のことながら心配である。
人というものは不思議なもので、面と向かい一言二言話をしただけで、その人の力量などが分かるものである。外国に行ってその力量が知られては困るような人は、外国に出すべきではない。鳩山や管はその困る人達であろう。国内で、無能ぶりを発揮している内は内輪の話で、まだ我慢できるが、外国でそれを知られるのは困ることである。国の恥になる。管は何用があってダボスに出かけたのだろうか、彼が疎い話ばかりが出るところに出かけることは理解に苦しむ。
よろしければ、クリックをお願い申す。
犯罪が行われれば、当然法に従い起訴され、罰せられなければならない。これが、政治的理由により曲がられるようでは、前近代的な非法治国家となってします。中国人船長が起訴されるかどうかは、我国が近代的法治国家としていられるかどうかの瀬戸際である。大津事件を思い起こして貰いたい。若し不起訴となれば、パトカーに暴走族が車をぶつけてももう起訴は出来ない。教護の頃、裁判でも国に違法が無くても,患者救済のために当方もない和解案を平気で出す。裁判で余計な付帯意見を裁判官の個人的恣意で書く。我国の司法制度は崩壊の危機にある。せめて船長を起訴して法治国としての面目を保つべき出る。
最近の出来事を考えるに、東アジアの国々は我々の文化とは違った所にあるようじゃ。基本的には,自分たちの目的を達成するためには、我々から見てどんな汚い手段を使っても達成することに意義があると考えているようである。法律だの約束事はそれを達成するための手段であり、勿論嘘も手段の一つである。そこには正義と云ったような概念は持ち合わせていない。とても付き合うことの出来ない国々である。それらの国とは出来る限り遠くに離れ、我々は価値観を共有できる国々と付き合って行くべきであろう。
先日銀行に行ってお金を下ろそうとしたら驚いた。身元確認をしたいという。何の書類が必要かというと,保険証が一番良いみたいである。保険証には顔写真などが張って無く、こんなものでは少なくとも海外では通用しないと思われる。保険証配布の時サインがしてるので、それで照合できるという。目の前の書類にサインがしてあるのにである。一片のお役所の通達に対する責任逃れのためらしい。外国人の寄留者が増えた今,しかもそれが内部蜂起要因になっているとき日本人が自分の身分証明書を持たないのは不安である。早く,個人番号の交付と写真の付いた身分証明書を国は作るべきである。
中国共産党の政策が上手く行ってるならば、民衆の支持を得ているのならば、複数の政党があっても、圧倒的支持があり、一党独裁と変わりない政治が出来るはずである。それなのに,どうして一党独裁に拘るのか,不思議である。逆に言えば、中国共産党は独裁による利権を一部党員が貪りあり、民衆の支持が得られていないから,複数政党を認めることが出来ないのであろう。確かに、今の政策は共産主義とはかけ離れている。何処に,平等があるのだろうか?富めるものが先に富めなどはまやかしではないのだろうか。勿論、皆が富んだら、地球は破滅する。
今度は,韓国警備船に不法操業の中国漁船が突入してきたらしい。この遠因は我国の彼の国の漁船に対する誤った対応にある。この国の漁民は違法業をしても、自国の強大な軍事力が守ってくれるという間違った認識を持たした罪は大きい。一つ対応を間違えると、それはその後に大きな影響を与えてしまう例である。一発の銃声が日支事変へと発展した教訓を忘れるべきではない。当時の国民党のように事変を起こそうとしている策に嵌るようなことが無いようにすべきである。
北方四島というと何となくお互いに権利のある係争地であるかのような印象を与えるが、これらの諸島は旧ソ連軍によって占領され、未だに返還されていない土地である。被占領諸島と呼ぶ方が、ものの本質を表している。竹島も、韓国による占領地であり、我国はへ占領地と呼ぶのが正しい。世界には常にへ占領地と呼んで、情報を発信しよう。
最近隠し事が漏れているようじゃ。世界各国の首相についての陰口ぐらいなら精々週刊誌の記事程度でメジクラを立てることはない。尖閣諸島での事件の情報もあれはどれだけ日本を救ったか分からない。危うく、中共政府の嘘が世界に通るところであった。基本的には国民に知る権利がある。しかし、テロも含めて戦争に関する情報漏洩は国の運命に関することであり、厳重防がなければならない。我国の公安に関する情報漏洩に対してどうして政府の対応は甘いのであろうか。これでは,政府が漏洩元ではないかと疑ってしまう。国を挙げて、徹底的な調査を行い国民に公表すべきである。
中共政府は北を何とかせいと云う諸国の圧力で六カ国会合を提案したらしいが、こんな提案を米韓が飲む筈もない。両国は先の六カ国協議では、もう北のやり方には懲りている。時間延ばしで核を開発し、援助を取り付けられるだけである。まさに自分たちの無策を曝け出したようなものである。今度の砲撃事件は尖閣諸島問題と連動しているように見えるが、中共としては時期を早まったかもしれないし、北としては尻馬に乗りそこなったとも思われる。これは、両国の国内問題の深刻さの表れかもしれない。