スエーデンの移民居住区で暴動が数日間に渡って起きている。去年もノルウエーで若者が反移民を掲げて大量殺人事件を起こしている。その他先進国で反移民の暴動が起こり、反移民政党が数を伸ばしている。先進国では社会基盤を支える底辺の労働者に低賃金で雇える移民を受け入れてきたが、それが正しい選択であったかは疑問である。他の動物と同様に人類にも縄張り造り、異民族を排する本能を本来持っていると考えた方が良さそうである。それを文明化と共に教育やイデオロギーや宗教などで押さえつけても何処かで出てきてしまうものらしい。一部経済人の間でも、異民を受け入れることはグローバル化の世界では必然の流れで、我が国も異民の受け入れを積極的に行なうと云う意見を発言するものがいる。しかし、此はやはり社会の不安定要因になることは他の先進国の例を見れば明らかである。東日本大震災に際しても我が国で暴動が起こらなかったことで、外国で賞賛されているが、此も、異民が少なかったことも異賃のように思われる。